
ペパーミントの入浴剤を作ってみよう
ガムとかアメにも入っている、スースーする成分です。
湿布などにも入っていますね。
メントールには冷却作用がありますから、体を冷やすことができるんですよ。
お風呂に入浴剤として入れると、お湯が冷たくなるわけじゃなくて、お湯から上がったときにすごくさっぱりするんです。
湯上がりが爽やかになるんですよ。
あんまり入れすぎるとスースーしすぎるので気をつけてくださいね。
ミントの入浴剤の作り方
精油はそのままお風呂に入れてはいけません。
水には溶けないので、精油が肌についてしまう危険があります。
必ず入浴剤の元になるもの(基材といいます)に入れてから、湯船に入れるようにしましょう。
<材料>
- 天然塩 大さじ2〜3
- ペパーミント精油 3滴
塩の代わりにハチミツ、日本酒、重曹などでもOKです。
ペパーミント以外のミントだったら、アルベンシスミントでもいいでしょう。
アルベンシスミントは「薄荷」です。 ペパーミントよりもややシャープな香りがしますよ。
スペアミントはミントといってもメントールが入っていません。
香りは爽やかでいいですが、スースー感はないです。
ハッカ油でもOK
ペパーミント精油の代わりに、薬局でも売っているハッカ油でもOKです。
ハッカ油は精油ではありません。
精油は植物から抽出したそのままのものですから、100%ピュアナチュラル、何も手を加えていないものですね。
それに対してハッカ油は、薄荷の精油を一度冷却します。
冷却すると結晶ができるのですが、それを取り除いたものがハッカ油になるのです。
ちなみに取り除かれた結晶は「L-メントール」として使われるのだそうですよ。
薄荷の精油(アルベンシスミント)はメントールの含有量が高いので、そこからメントールを少し減らしたもの、と考えるとわかりやすいでしょう。
ハッカ油を入浴剤として使う場合も、上記と同じように塩などに混ぜて使ってください。