*ラヴィンツァラの効果効能、使い方

2020/12/3 更新

ラヴィンツァラは疲れが溜まっていて風邪を引きそうな時とか、風邪の引き始めに活躍する精油です。

 

クリアな香りで、心身の調子を整えてくれます。

 

あんまり聞きなれない名前かもしれませんが、1本持っておくと便利な精油。

 

スーッとする香りはくせになるかも。

 

        Eucalyptus lemon(Eucalyptus citriodora)        

学名   Cinnamomum camphora(キナモムム カムフォラ)

科名:クスノキ科

抽出法:水蒸気蒸留法

抽出部位:葉付き小枝

産地:マダガスカル

主成分:1.8-シネオール、サビネン、α-ピネン、β-ピネン、α-テルピネオール

 

 

ノート/ブレンドファクター/色

 トップ / 2〜3 / 無色

 

香りの特徴

 スーッとしたクリアな香り

 

主な特性

  • 免疫刺激作用
  • 抗ウィルス作用
  • 誘眠作用
  • 去痰作用
  • 抗カタル作用
  • 神経強壮作用
  • 抗感染作用
  • 流行性感冒

1.ラヴィンツァラの特徴

ラヴィンツァラは、すっきりとしたクリアな香りが特徴で、ユーカリに似ていると思います。

 

それは、1.8-シネオールという成分を含んでいるからです。

 

ユーカリよりも、もう少し軽やかな香りだと私は感じますが、心に染み渡るような、柔らかさのあるスーッとした香りです。

2.ラヴィンツァラは風邪気味の時に使おう

ラヴィンツァラとえば、免疫刺激作用です。

 

弱った体を強くしてくれると考えればいいですね。

ラベンサラとラヴィンツァラの違い

似たような名前の精油に、ラベンサラという精油があります。

 

ラベンサラとラヴィンツァラは、全くの別物です。学名が違います。

 

  • ラヴィンツァラ:Cinnamomum camphora
  • ラベンサラ:Ravensara aromatica

同じクスノキ科の植物ですが、ラヴィンツァラの主成分は1.8-シネオール、ラベンサラの主成分はリモネンです。

 

以前、ラヴィンツァラをラベンサラと呼んでいた時期もあるため、この2つが混同されやすいのですが、違う精油ですから、お間違えのないように。

 

風邪気味の時に使うのはラヴィンツァラ。

 

疲労が溜まって風邪をひきそうだ、という時にはラヴィンツァラを使って、免疫力を高めましょう。

 

ラベンサラも風邪にはいいので、予防的に使う。

 

香りが柔らかめで、リラックスもできる精油なので、ストレス続きで風邪をひきそうな時にはラベンサラがいいかもしれないです。

 

3.眠れないときにもラヴィンツァラが役立つ

クリアな香りなので、眠りたい時よりは頭をスッキリさせたいときに向いているような気もするのですが、一応、誘眠(ゆうみん)作用という働きがあります。

 

実際、スッキリ系の香りがお好きな人は、気持ちが安らいで、リラックスできるようです。

 

ただ、眠る前にあまり強い香りを使うと、かえって眠りを妨げてしまいますので、柔らかい香りとブレンドするのがいいと思います。

 

4.ラヴィンツァラのおすすめブレンド

ラヴィンツァラはすっきりした香りなので、割とどんな香りとも相性がいいです。

 

柑橘系とも合うし、甘い香りと組み合わせると、甘さを和らげてくれます。

  • オレンジスイート
  • ベルガモット
  • ゼラニウム
  • ローズウッド

などがおすすめです。

 

寝る前に、ラヴィンツァラをメインにしたブレンドで、ゆっくり休んでください。