2021.10.9 更新
ミントの仲間ですが、ペパーミントほどのクリアさがない、とても優しいミントの香りなので使いやすいアロマの一つです。
スペアミントの効能や使い方についてご紹介します。
Spear mint | ||||||||
学名:Mentha spicata(メンタ スピカタ) 科名:シソ科 抽出法:水蒸気蒸留法 抽出部位:葉 産地:イギリス、フランス、インド、アメリカ 主成分:リモネン、ミルセン、カリオフィレン、フェランドレン、1.8-シネオールなど
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ノート/ブレンドファクター
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香りの特徴
甘みのあるすっきりとしたミントの香り
主な特性
禁忌
妊娠中の使用は避ける
敏感肌の人は気をつける
甘さのあるクリアな香りが特徴のスペアミント。
ペパーミントと同じ、ミントの仲間ではありますが、ペパーミントのようなピリッとしたクリアな香りではなくて、もっと優しい、甘みのあるミントの香りです。
ミントですが、特徴成分であるメントールが入っていないので、ミント独特のスースー感がありません。
リラックスできる香りなので、夜に使うのもおすすめ。
「スペア」とは「槍(やり)」という意味ですが、これはスペアミントの葉っぱの形から来ています。
ペパーミントと違い、葉っぱの先が尖っているので、このような名前がつきました。
中世ではすでに、口の中の衛生を保つものとして使われていたスペアミント。
口の中がすっきりすると気持ちがいいのは、いつの時代でも同じようです。
スペアミントは、お腹の調子が悪い時に使うと良いです。
などの症状がある時にお腹に塗って、マッサージしてみます。
もしくは芳香浴もあり。
スペアミントの香りが好きなら、乗り物酔いなど吐き気を感じる時に嗅いでみてください。
気分がすっきりするかもしれません。
ただし、体調が悪い時には、普段好きな香りでも良い香りだと感じないことがあります。
かえって気分が悪くなることもあるので、少しだけ嗅いで、様子を見ながら芳香浴をしてください。
水溶性ジェルに入れて、マッサージをしてみます。
ジェルの方が浸透が良いですが、オイルでもOK。
オイルは、ホホバオイルやオリーブオイルなど、お好きなものを使ってください。
便秘の時には、仰向けになって、膝を立て、やや強めにおへその周りを時計回りにマッサージしてみてください。
200回くらいぐるぐるマッサージしていると、腸が動いてくる気配がします。
ミントというと、朝の爽やかなイメージがあるかもしれないですが、スペアミントは優しい香りなので、夜使うのにもおすすめです。
アロマバスソルトは、リラックスしたい時にぴったり。
スペアミントの優しい香りで、頭をリフレッシュしつつ、気持ちもリラックしします。
今日は忙しかった!疲れた!という時に、ぜひ使ってみてください。
これをよく混ぜて、湯船に入れましょう。
スペアミントを1滴ティッシュに垂らして、枕元に置いてみましょう。
寝る時には香りが強すぎない方がいいので、1滴でも十分です。
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