2021.7.13 更新
パスタやピザなどのイタリア料理でよく使われるバジルです。
精油の香りは、生の葉よりも少しスパイシーな香り、でしょうか。
食べる葉っぱとはまたひと味違った香りです。
食べ物としてはおなじみですが、精油としてはあまりメジャーではないかもしれないですね。
とても有用な精油で、こころに、からだに、様々な作用があります。
メディカルアロマの中でもとても役に立つ精油の一つです。
Basil | ||||||||
学名 Ocimum basilicum(オキムム バシリクム) 科名 シソ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 花と茎葉 産地 インド、ベトナム、マダガスカル 主成分 チャビコールメチルエーテル、リナロール、1,8-シネオール
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ノート / ブレンドファクター
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香りの特徴
ハーブ調のスッキリとした香り
主な特性
禁忌
乳幼児や敏感肌には濃度に注意(50%以下で使用のこと)
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学名はギリシャ語で王を意味する「バシリコス」「バシレウス」からきているのだそうですよ。
バジルはケモタイプ精油なので、学名が同じでも採れた場所によって成分の比率が変わります。
多く出回っているのはリナロールが50%以上の「バジル・リナロール」と、チャビコールメチルエーテルが主成分のものがあります。
香りは若干違います。
【プラナロム】はチャビコールメチルエーテルが主成分です。
【フロリハナ】はリナロールが主成分です。
鎮痙攣作用、鎮痛作用により、頭痛・偏頭痛にとても有効です。
また、気管支炎やのど、鼻の風邪にもよく働いてくれます。
また、チャビコールメチルエーテルは女性ホルモンに似た働きがあり、月経痛にも有効です。
消化器の不調にも有効で、とくにストレスからくる消化不良などにおすすめです。
この香りが好きなら、リラックス作用も期待できますね。
痛みがある時って気持ちも張りつめてしまうことが多いので、気持ちを和らげながら痛みも抑えられるといいですね。
頭痛持ちの方におすすめなのが、バジルのジェル。精油はオイルで薄めるのが一般的ですが、オイルだとべたつくので、水溶性ジェルを使います。
<材料>
これをよく混ぜて、こめかみなどに塗ってみてください。
バジル1滴、ペパーミント1滴でもいいですね。気分がリフレッシュして、頭痛も和らぐでしょう。
鎮痙攣作用とは、痛みによって筋肉がキューッと収縮してしまっているのを和らげる作用なので、生理痛にいいんですよ。
女性の不調全般だとクラリセージを使うことが多いですが、重い生理痛の方にはバジルをおすすめすることが多いですね。
お腹や腰の痛みが辛い時は、オイルでマッサージしましょう。
<材料>
これをよく混ぜて、お腹や腰に塗ってマッサージしてみてください。
カイロなどを当てて温めてもいいですね。冷えていると痛みが強くなるので、身体は冷やさないようにしてください。
からだだけでなく、心にも頼もしいバジル、ストレス続きで眠れない、また、ストレスによって始終不安を感じているような状態に有効です。
バジルには自律神経のバランスをとる作用がありますので、ストレスによって体調を崩している時などに使ってみるといいかもしれません。
1日の疲れを取るために、ゆっくりお風呂に入る時間を作って欲しいと思います。
手作りのバスソルトで、ゆったりした時間を楽しみましょう。
<材料>
塩を精油をよく混ぜてから、湯船に入れます。
精油は水に溶けないので、そのまま入れないでくださいね。
オレンジのやさしい香りとバジルのハーブ調の香りでリラックス。
自律神経のバランスを整えて、疲れも取れます。今日は良い眠りにつけるでしょう。
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