2021.1.25 更新
アロマを始めて、なにか具体的な効果はあったかな?と考えてみました。
からだの不調が治ったとか、やせたとか。
香りの感じ方というのは個人差があるし、精油の作用も一様ではありませんが、精油の成分は薬草の成分と同じものもたくさんあるので、自分に合ったものを見つければ様々なことに利用できます。
私が精油の薬理効果を実感できた点としては、生理痛の緩和が一番大きいです。
自分でいくつかの精油を混ぜてブレンドオイルを作りました。それを塗ってみて、その効果にかなり驚きました。
まったく痛みが消えるわけではないけれど、いつもほどひどくなく、塗ってから30分くらいしたらなんとなく腰やおなかが楽になりました。
いろんな本を読んでいても、いま一つ精油の効果というものに疑問を持っていた頃だったので、自分のからだで実際に精油の力を感じることができて、さらにアロマへの興味が深まったのでした。
その他には、髪も丈夫になり増えたし(!)(→これについては『ローズマリーで髪が増えた!?』をご覧ください。)お肌も劇的にキレイになりました。
また、自分の体や心と以前よりも向き合うようになりました。
精油のブレンドを選ぶには、自分の状態をしっかりと把握する必要があります。
体調の変化などにもアロマを始める前よりも敏感になりました。
疲れ具合や風邪の引き始めなど、自分の状態がわかるので早めのケアもできるようになりました。
アロマテラピー検定を受けてから、さらにその上のインストラクターの勉強も始めて、独学で資格を取得しました。
その当時は認定校に通わなくても試験を受けることが出来たので良かったんですけどね。
でも、それだけでは物足りなかったんです。法律の関係もあるから、アロマが「○○に効く」という言い方は出来ないのですが、それでもヨーロッパでは医薬品の扱いもうけるものが、日本では「雑貨」。良い香りを楽しんでリラックスする、という使い方しかされていない。
私が知りたかったのは、どんな症状にどんな成分がいいのか、この症状にはどんなアロマを使えばいいのかという実践的なことでした。
もちろん、自分で「治療」が出来ないことは知っています。そ
うではなくて、「未病」の間に何とかできるかもしれない、病気になる前に何とかするのがアロマのいいところなんじゃないかと思っていたので、もっと具体的なことが知りたかったんです。
それでたどり着いたのがメディカルアロマテラピーでした。
最初はナード・ジャパンのスクールに行こうと思いましたが、また協会に加入しないといけないことを考えると、それもどうかなと思い、協会とは関係のないスクールを選びました。
ここは独学ではなく、自分が将来人に教えたいという思いもあったので、スクールに通うことにしたんです。そこで、実践的な勉強を重ねました。
卒業後は自分でもメディカルアロマの講師として授業を行い、約3年間スクールで教えてきました。その後はフリーランスとして活動しています。
もちろん深い知識。でも、それだけじゃダメ。
もしストレスを和らげたい、という方がいたらどんな精油を使うでしょうか?
芳香浴なのかトリートメントなのか、どんな方法で使いますか?
そもそもその方はなぜストレスがたまっているのでしょうか。精油を選ぶには、様々な角度からその方のお悩みをとらえないといけません。
ストレスの原因が女性の不調によるものならば、単にストレスを和らげると考えるのではなく女性ホルモンのバランスを整える精油を使うなど悩みの原因次第で選ぶ精油は変わって来るのです。
よく「人を癒したい」なんてことを簡単にいうけれど、そんなに簡単なことでしょうかもしも職業としてアロマを選ぶなら、知識以前の人間性というものがとても大事なのではないでしょうか。
この人のトリートメントを受けたい、とかこの人の講義を受けたいと思ってもらうには、知識プラスα必要なんじゃないだろうか。
そして、そのプラスαの部分こそ、アロマにとってはなにより大事なものなんじゃないだろうか。
かくいう私も、将来はアロマを生かしてなにか人のためになることをしたいと思って勉強してきました。
アロマカウンセラー、メディカルアロマ講師として活動している今でも勉強を怠らず、そして日々の生活の中で、少しでも自分のためになることを探す毎日を送っています。
自分自身を可愛がってあげられないと、人になにかをしてあげようなんてできませんからね。
不思議なんですけどね・・・以前より「肉」を欲しなくなりました(←年齢のせい、という話もありますが)。
数年前の私のごちそうといえば、なんといっても「焼き肉」です(特にカルビ)。なにかにつけて「焼き肉」です。
それがアロマを始めてからは、色つやのいい野菜だとかにこころひかれます。
純粋なベジタリアンになったわけではありませんが、嗜好が変わったことは事実です。
おそらく香りに敏感になったことで、濃いにおい、脂のにおいなどが苦手になったのではないかと思います。
このサイトで出会ったのもの何かのご縁。
あなたも日々の暮らしにメディカルアロマテラピーを取り入れてみませんか?
体の不調、こころの不調に耳を傾け、セルフメンテナンスにアロマを生かしていきましょう。
★まずは『アロマの基礎知識』から
☆アロマテラピー検定に興味のある方は『アロマテラピー検定』
★アロマテラピーに関する本は『アロマの本棚』
☆精油のガイドは『エッセンシャルオイルガイド』
★精油の働きについては『80種のアロマ効能一覧表』
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